今週のお題「大人だから」
この言葉を聞いて思い浮かんだのが「葬送のフリーレン」の「理想の大人」というエピソード。
勇者一行のメンバーだった老いたハイターに対して長命なフリーレンが「大人っぽくなった」と言う。ハイターは「大人のフリが上手くなっただけで心は昔と変わらない」と返す。不思議と心に沁みる言葉だった。
18歳だから、20歳だからそこからはもう大人。法律的にはそうだ。でも誕生日の日付変更線を飛び越えただけで心も大人になるわけじゃない。…というのは成人式を迎えてだいぶ経ってから気づいた。だって精神も記憶も経験もずっと連続してきているから。20歳になってもゲームもアニメも好きだしビールは不味かった。
人生の中でいろんな人と出会ってコミュニケーションを経験して、仕事や勉強の中で学んで。その中で「大人」な振る舞いを学んでいく。漫画の中で言語化されると確かにそうだなと思った。
成人式の時、バイト仲間と誘い合ってバイト先に振袖をお披露目しに行った。バイト先は塾で生徒時代からお世話になっていたので、感謝の気持ちを伝えつつ自分の生徒へのお披露目も兼ねてだった。
先生たちは大人になったことを喜んでくれ、生徒たちは振袖という見慣れない衣装に目を輝かせて喜んでくれた。中には成人式や振袖に興味がない生徒もいたが、目の前で見たことで俄然参加する気になったそうだ(数年後聞いた)。ある意味最初の「大人のフリ」だったのかもな。とふと思った。
その後も塾、就職後の保育園でも「先生=大人」として振る舞ってきた。でもその過程でも学んだことはたくさんあってそれが今の「大人のフリ」に繋がっている。
きっと数年後の私は今よりも大人になっているのだろうな。と思った今日でした。