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ポケモンレジェンズアルセウス 2週目クリア記念 感想 (ネタバレ注意!)

 あけましておめでとうございます!
 昨年はお付き合いいただきありがとうございました。
 今年もどうぞよろしくお願いします

 大晦日アルセウスを2週目クリアしたので初プレイの時の所感も合わせて感想を書こうと思います。今までのポケモンシリーズとはかなり気色が違うので、購入を検討している方の参考になるようにしたいので、前半はネタバレなし、後半ネタバレありでいきます。



 
目次

難易度について

ある程度アクションゲームに慣れていないと厳しい

 モンハンほどの技術は必要ないですが、ゼルダがクリアできる位の技量は必要だと思います。野生のポケモンが容赦なく人間を狙ってくるので。
 野生ポケモンへの注目、回避、それと並行して状況に合わせた持ち物の変更が常時できないとつらいと思います。回避自体はタイミングが多少ずれていてもダメージは喰らわないので、難易度がものすごく高い訳ではないです。
 でも立ち止まって「このポケモン捕まえようかな…?」「あのアイテムどこだっけな」とのんびり考えていると、場所が悪ければあっという間にポケモンに囲まれて被弾するので、ある程度の並行思考が必要だと思います。

怖がりには心臓に悪い

 オヤブンと言われる、簡単にいうと半端なく強いポケモンがそのへんを彷徨いていて、ビジュアルとBGMが相まって慣れるまではかなり怖いです(とろろもビビリなので…)。見つかった時のリアクションも個人的には結構怖いです。
 とろろの個人的トラウマはリングマです。全力で逃げて撒いたと思って振り返った時に前傾姿勢で走って迫ってくるのを見た恐怖たるや…リアルに叫びました。
 ぶっちゃけ慣れもあるとは思います。慣れると「にーげろー!!笑」くらいのノリにはなります。ただ、極度の怖がりで慣れる自信がない方は買っても積みゲーになる可能性が高いので注意した方が良いです。

ボス戦が難しい

 ゲームオーバーになっても救済措置がありますが、アクション慣れしていないとそれでも難しいと思います。相手の攻撃の特徴を把握して回避しつつアイテムを投げつけ、ポケモンバトルをする流れになります。
 特にラスボス戦はエグいです。ただ、繰り返し挑戦することで攻撃方法を学べるので根気さえあれば勝てます。

ポケモンバトルのAIが優秀(褒めてない)

 個人的には難易度を上げている一番のポイントだと思います。
 普段通りのポケモンバトル位のAIだと思っていると痛い目見ます。こちらの方がレベルがかなり上でも弱点を突かれて高威力の技を叩き込まれて一発KO…なんてこともザラにあります。
 しかも野生ポケモンに囲まれると3対1になって1ターンの間に3回喰らうなんてこともあります(一部のトレーナー戦も)

 保育園で子どもに攻略をレクチャーしていた(もちろんゲーム機なしで本人からの情報のみ)のですが、終盤のポケモンが何週間も倒せず、手持ちポケモンの編成から技の選択まで教えどうにか倒していたレベルです。子どもがプレイする場合はある程度ポケモンバトルを把握している大人の手伝いが必要です。

シナリオについて

単体でも十分面白い

 神話の時代のロマンを追いかけるワクワクが詰まっています!同時に開拓時代の北海道をモデルにした時代背景、民族間の問題、ポケモンへのそれぞれの認識が絡み合っていてとても面白いです。

ダイパをプレイしていると段違いに面白い!

 DSソフトとSwitchソフトがありますが、相互の隠し要素があるのでプレイするならSwitch版のBDSPがおすすめです。操作性酷いですが…。でもアルセウスのヒントがBDSPにあってアルセウスクリア後にBDSPで…という仕掛けはかなりの興奮ものです。
 ダイパのシナリオを知っていると「この街は昔こうだったのか!」「あの歴史書は本当はこうだったのか!」「あの人の先祖は…!」などなど発見が多くシンオウ神話により深みを感じられるので是非ともお勧めしたいです。



そしてここからはネタバレあるので注意です!!!








ストーリー感想(ネタバレ注意!)

・敵味方がダイパと入れ替わっているのが新鮮だった。
どう見てもシロナ、アカギのご先祖なウォロ、シマボシが立場が逆だったのが面白かったです。

終盤の村追放時のシマボシ隊長の取り計らいはゲームとはいえ本当に嬉しかったです。デンボクが留守なのをいいことに主人公を呼び戻して指令を出した挙句「留守を任せる方が悪い」と言い切るところが最高にニクいです。虫ポケが苦手でケーシィに頼るとこもかわいいです。
クリア後に「ギンガ団の名前を世間は忘れても子孫には受け継がせる」と宣言するところもダイパと繋がっていて切ないやら嬉しいやら。感情が混乱する演出も好きです。

逆にウォロの「何百年経とうと神話を追い求める(意訳)」という宣言もシロナに繋がっていると思うと呪いとも決意ともとれて好みです。
神話への飽くなき好奇心、好奇心から悪に転じるという性格も世界史オタクとして勝手にシンパシーを感じます笑
ラストのアルセウスコスプレもネタとして最高です。何回見ても笑えます。

デンボクもある意味現代と立ち位置が逆転しているとみれますね。
序盤から「偏見をもつ人間も多いから行動で示せ」と言い続けていた当の本人が一番偏見をもっていたという、隠しきれない本心が見えている辺りや、「村のため」と言いつつ先に書いた理由で主人公を追放、その裏には故郷での惨事がある辺りも含めて人間臭いところが完全に悪とさせない塩梅になっていますね。
その後自分の非を認めて謝罪したり、「ヒスイ」から「シンオウ」に改名したりと、人格者としての行動を示しているところもキャラに厚みをだしていると思います。


・シンジュ、コンゴウ団の変わるさまがポケモンシリーズを代弁してるようだった
変化が大きかった民族でした。当初は反目し合って変化を望みつつも躊躇する姿がありましたが、主人公が現れキングが暴走することで必然的に協力することになり少しずつそれぞれの考えを理解していきました。
恐らくポケモンシリーズで大きなテーマになっているであろう「共存」「相互理解」「世界の広がり」を分かりやすく描いていたように思います。
現代より閉じた土地、世界だからこそ分かりやすく表現できるのかもしれませんね。


シンオウ神話の奥深さが好みすぎる
シンオウ神話が全ては明らかにならないのも良いところですよね(私だけ?)。
現代に残っている文献の原典が失われつつある中で神話の一端に触れるというロマンの塊具合、素晴らしいです!(*´∀`*)
カミナギの民の隠れ里=カンナギタウン=シロナ、ウォロはカミナギの末裔(ウォロも言及してましたが)、英雄と呼ばれる人物と彼らが率いたポケモン(意図的に複数人系なのも面白いポイントですね)とアルセウスの交流、シンオウ様がディアルガパルキアに成り代わっていた点、現代のハクタイの石像の補完などなど、挙げたらキリがないくらいわくわくが詰まってます!
しれっとダイパのホラーイベントの補完もしてくれてるのも粋な計らいですね。
古いポエムも想像が膨らんで最高です。筆者は不老長寿だったのか、コギト自身なのか、その辺も考えるだけでご飯3杯は食べられそうです( ˶¯꒳¯˶)


・アクションゲームなのもなんだかんだ楽しい
とろろはモンハンやスマブラのような操作パターンの多いアクションが苦手なのですが、アルセウスは何とかなりました。ゼルダレベルの操作でできるのでありがたかったです。
先にも書いたように序盤はオヤブンにビビりまくって逃げ回ったり叫んだりしたりしていましたが、慣れるとそのスリルも楽しめました。


・結論:ポケモンは最高!
結局この一言に尽きます( ˶¯꒳¯˶) 本当に買ってよかったです。しばらくしたら3週目も遊ぶ自信しかないです笑


ちなみに今はクラッシュ・バンディクーのリメイクをプレイ中です。難易度に四苦八苦してこちらも叫びながら遊んでいます笑 昔散々遊んだんですけどね。

この後はスカーレットかなー。その後は…ティアキンかも笑

Z-Aが出るまで手持ちのゲームで十分楽しめそうです( ˶¯꒳¯˶)

それでは〜*˙︶˙*)ノ"